2025年4月20日(日)、茨城県笠間市の「笠間クラインガルテン」にて、刈り払い機の安全衛生特別教育を開催しました。
刈払機は、山林や農地、公園、道路などさまざまな場所で使用される便利な道具ですが、誤った使い方をすると重大な事故につながる可能性があります。そのため、労働安全衛生法に基づき、刈払機を使用する作業者には「特別教育」としての安全衛生教育が義務付けられています。この教育では、刈払機の構造や正しい使用方法、点検・整備の方法、振動障害の予防策、関連法令などを学びます。
刈り払い機は、主に雑草や低木などを刈るための道具で、エンジンやモーターで回転する刃(チップソー、ナイロンコードなど)を使って作業します。
山林や農地、道路沿いなど様々な現場で活躍しますが、以下のような危険性もあるため、正しい知識と技術が必要です。
長時間使用による振動障害・騒音性難聴
刃による切創・飛散物の危険
エンジンの取り扱いミス
安全衛生特別教育とは、労働安全衛生法第59条と厚生労働省令により、「刈払機を使用する業務」に就く場合は、特別教育を受けなければなりません。これは雇用形態に関わらず(アルバイト・パート含む)対象となります。
教育の目的
- 安全な取り扱い方法の習得
- 機械の構造や作業環境への理解
- 自分と仲間の安全を守る意識の向上
教育の内容
学科(約5時間)
- 刈払機の基礎知識:構造や機能、適切な機種の選び方について学びました。
- 作業方法:安全な作業計画の立て方や、正しい操作手順を学びました。
- 点検・整備:日常的な点検項目や、刈刃の目立て方法について学びました。
- 振動障害と予防:長時間使用による健康被害とその防止策について学びました。
- 関係法令:労働安全衛生法や関連通達について学びました。
実技(約1時間)
実際に刈払機を使用し、以下の点を実践しました。
- 正しい操作方法
- 安全な作業姿勢
- 点検・整備の手順
今回の安全衛生特別教育の安全作業のポイントは以下の通りとなります。
- 適切な機種の選定:肩掛けバンドと腰装着バンドが付いたU字型ハンドルの刈払機を使用することで、転倒事故のリスクを減らします。
- 作業区域の確保:作業者から5メートル以内は危険区域とし、他の作業者を入らないようにします。
- 斜面での作業:急な斜面では下方向への刈り進みを避け、滑落のリスクを減らします。
- 定期的な点検と整備:刈払機の定期的な点検と整備を行い、安全性と機能性を維持します。
講習会を修了すると、「刈払機取扱作業者安全衛生教育修了証」が発行されます。この修了証には有効期限がなく、更新や再受講の必要はありません。修了証を取得することで、以下のようなメリットがあります。
- 技術向上:正確な使用方法と安全操作を学ぶことで、作業技能が向上します。
- 効率改善:安全な使い方を習得することで、作業効率が改善され、より効果的に仕事を進めることが可能になります。
- 職場での信頼向上:安全衛生教育を受講した作業者は、職場での信頼を得やすくなります。安全を重視する姿勢は、他の従業員や雇用主にも高く評価されます。
受講生の皆様に一日を通して徹底した安全衛生教育を実施し、修了証を授与いたしました。
次回のラボ中級は5月19日です。
フォレストリー・ラボは、あなたにぴったりのチェンソーや刈り払い機の選び方から始めて、使い方やメンテナンス方法、安全な取り扱い方法、効果的な作業手順など、必要な知識と技術を一から丁寧に教えます。特に、危険性のある作業だからこそ、安全で確実な技術を身につけることを重視しています。
初めてチェンソーや刈り払い機を使う女性の方でも、安心して木の切断作業を行えるよう、分かりやすく丁寧にサポートいたします。あなたのニーズや目標に合わせたカスタマイズされた指導を通じて、自信を持って作業に取り組むことができるようお手伝いいたします。
また、フォレストリー・ラボでは、伐木などの業務特別教育と刈り払い機の取り扱い安全衛生教育も提供しており、これらの教育を修了された方には修了証をお渡ししています。この学んだ知識や技術は、本業としても、副業としても有効に活用できます。
さらに、基本技術から応用へ中級者のための超実践的林業実践講座として、「フォレストリー・ラボ 中級」では初級で得た知識と技術を応用し、さらに難しい技術を実践していきます。チェンソーのキャブレターの分解・清掃、昇柱器と使った木登り、大径木の伐木など本業として使える技術を習得できます。また、里山資源を活用できるように軽トラックが入れる幅の作業道開設の基本をお教えします。
また、フォレストリー・ラボ 中級の中で小型車両系建設機械の安全衛生教育行い、受講された方には修了書をお渡ししますのでここで学んでいたことを本業としても副業としても活用していただけます。
見学したい方は、お気軽にお問い合わせください。
