Tさんの山林の林床整理伐をしました


Tさんの所有する山林の手入れをするため、フォレストリー・ラボの受講生の有志で伐木をするのための事前の林床整理伐作業をしました

林床整理伐とは、これから切っていく立木を伐木するために安全に作業できるように最初に行う作業で、伐木に支障になる灌木、育成する樹木の障害、樹林の美観上問題となる枯れ木やつる植物、常緑低木、ササの林床植物、ゴミなどを除去する作業です

間伐時には、見通しを良くするための林床整理を実施しますが、その際カエデ類やツツジ等の景観木を残すほか、高木性の広葉樹もある程度、残存させることで、景観にも配慮した針広混交林を構築することも大切です。しかし最も大切なことは、なるたけ「かかり木」にならないようにあらかじめかかられそうな枝の張った雑木などは切っておいた方がよいでしょう

林床整理伐は刈り払い機に笹刃という刃にアサリ出ししたものを使用します

「笹刈刃」とは、刈払機に使われる特別な刃の一種です。この刃は円形の回転刃から出る丸みを帯びた形状をしており、柔らかい草や笹などを効率的に刈るのに適しています。その丸みが滑りやすい草に効果的に切り込んでくれるからです。

山林整備は毎回状況が異なり、時には危険も伴う作業です。だからこそ、刈払機を安全に使うためには、正しい使い方や刃の手入れをしっかり身につけ、スキルを向上させる必要があります。刈払機は草や木を切るための道具で、効率的に切れなければ仕事が進みません。

特に、刃の手入れが重要です。なぜなら、正しい刃の手入れを行うことで、刈払機を安全に使い、振動障害(白ろう病)を予防できるからです。刃の手入れの重要性は、刈払機を上手に、安全に使うために不可欠な要素と言えます

刈払機を最大限に効果的に使うためには、適切に研いだ刃を使うことが必要です。正しく研いだ刃を使うことは、作業効率を向上させるだけでなく、作業者の疲労を軽減し、振動障害を予防するのにも非常に重要です。

しかも笹刈刃のアサリを出すと10cmくらいも灌木も簡単に切れるようになります

灌木を切る際、刃と木の接触による抵抗が増加することがあります。この抵抗を減らすために、笹刈刃には「アサリ」と呼ばれる工夫がされています。

「アサリ」とは、笹刈刃の刃が交互に外側に突き出ている仕組みです。これによって、笹刈刃の刃が灌木にしっかりと入り込まない限り、材料を切ることができません。このため、灌木と笹刈刃の接触による抵抗が少なくなります。

さらに、この仕組みによって木くずも効果的に外に排出されるため、作業効率が向上します。つまり、灌木を効果的に切断するための工夫として「アサリ」が役立っているのです。

アサリ割り器でアサリを出し、丸やすりで笹刃よく切れるようにしてから、作業が始まります

受講生の皆さんで手分けしながら、整理伐作業をすすめたおかげで、半日の作業で約40aほどの整理伐ができました

除伐した灌木はしばらく置いておくとかさが減り、より作業がしやすくなるため、しばらく切った状態で落ち着かせます

受講生の皆さん、暑い中お疲れさまでした


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